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わくわく3KEN
(健・賢・研)
広場⑳
(「あ~すまいり~ず」の読み聞かせ)
 12月14日(水)のわくわく3KEN広場はあ~すまいりーずのみなさんに読み聞かせをしていただきました。
 クリスマスシーズンが近づいているということで、はじめに「魔法の夜」という絵本を読んでいただきました。クリスマスの夜、雪降る中を歩き続ける身寄りのない老人。そんな老人についていく白く小さな犬。いつしか心を通わせた老人と犬は、古小屋に駆け込み、一夜を過ごそうとしたとき、不思議なことが起こります。犬の正体、そして老人が願いを聞かれた時の答え。心に染みる感動的なストーリーに、子どもたちはじっと聞き入っていました。
 次に読んでいただいたのは紙芝居「かさじぞう」。丁度学校の周辺は真っ白な雪景色となり、このに合ったお話でした。このお話は国語の教科書(2年)にも載っていて、3・4年生は幼稚園の時に劇の発表にも取り組んだことがあるということで「なつかしい~。」と言いながら聞き入っていました。
 最後は、「ビロードのうさぎ」という絵本でした。はじめに、「この絵本は1881年に生まれた人が書いたんですよ。」と作者の紹介をしていただきました。なんと140年も前に生まれた人が作者だということにびっくり、古典的名作といわれ世界中で愛されてきたお話です。簡単にまとめると、坊やのもとにやってきたビロードでできたうさぎのぬいぐるみが“ほんもの”のうさぎになるまでを描いたお話。“ほんもの”の意味について考えさせられるみごとな作品でした。読み聞かせが終わった後に、ピノッキオのお話にもあらすじが似ているところがあるということで、ピノッキオの絵本も紹介していただきました。
 以下、子ども達の感想の中から何点か紹介します。

「魔法の夜」について
・魔法使いの犬は自分の力で老人の友だちになっていて、やさしい犬の魔法使いでいいなあと思いました。
「かさじぞう」について
・幼稚園で「かさじぞう」をしたことがあったので、もう1度聞いてみて、おじいさんはやっぱりやさしいなと思いました。 
「ビロードのうさぎ」について

・ビロードのうさぎで、少年とうさぎの友情を感じました。ビロードのうさぎは妖精に本物のうさぎにしてもらって、少年は再会できてよかったです。